マーケティング

マイクロインフルエンサーの力を引き出す!実践テクニックと成功のポイント(KPIを定めよう)

インフルエンサーマーケティングを実施する際、「このキャンペーンは本当に成功しているのか?」という疑問を持つことがあるかもしれません。

フォロワー数や「いいね」が増えたとしても、ビジネスにどう結びついているかが見えにくいことが多く、そもそも効果を測るKPIが曖昧なまま進むケースもあると感じています。

私自身、マイクロインフルエンサーとしてリゾート施設やブランドとのコラボを続けてきましたが、その中でKPI(重要業績評価指標)を設定することの重要性を痛感しました。

適切なKPIを設定することで、マーケティングの効果を正確に測り、企業、マイクロインフルエンサーの両方にとって、次のプロジェクトや戦略の成功に繋がると考えています。

目標に合わせたKPIの設定

KPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)とは、組織やプロジェクトの目標達成度を測るための指標です。

インフルエンサーマーケティングを行う上で、まず「何を達成したいか」をしっかり考えることが大事だと感じます。例えば、フォロワー数が増えたとしても、それが売上に繋がらなければ意味がないこともありますよね。

私の場合、ブランドや施設の認知度を上げたい時はリーチ数やインプレッションに設定するし、売上を伸ばしたい時はコンバージョン率や購入者数を重視します。

つまり、KPIは企業が「どんな結果を求めているのか?」に合わせて決めることがポイントで、それによってインフルエンサーとの連携の仕方も変わります。

インフルエンサーマーケにおけるKPIの明確化

私自身スノーボーダーであり、今回はウィンタースポーツ業界での経験に基づいてお話ししていますが、この内容は他の業界にも当てはまります。

例えば、アンバサダーを起用する際、KPIが明確でないケースが意外と多く、最初は認知度向上目的で「ブランドを着用してSNSに投稿するだけでいい」という期待だったのが、途中で「売上への影響」に焦点が変わり、インフルエンサーとの間に齟齬が生じることも少なくありません。

評価基準が曖昧なままだと、「効果があったのかわからない」「このインフルエンサーとのコラボは次回やめよう」という状況になりがちです。具体的な成果を測るために、KPIを事前に定め、インフルエンサーと共有することで、目的達成の確率が大きく上がります。

KPIが明確であるほど、キャンペーンが成功に繋がる可能性が高まるし、次もまた協力したプロジェクトに繋がりやすいと感じています。

KPIの具体例と強化基準

KPIの設定で私が考慮するのは、「実際にビジネスの成果にどう結びつくか」です。たとえば、以下のようなKPIが役立ちます。

  • フォロワー数
    キャンペーンを通じて、どれだけの新しいフォロワーを獲得したか。
  • エンゲージメント率
    投稿に対して、どれだけの「いいね」やコメント、シェアが得られたか。
  • リーチ数
    投稿がどれだけの人に表示されたか。
  • コンバージョン率
    実際に購入やアクション(例えばウェブサイト訪問)につながった人の割合。

こういった基本的な指標を、しっかりKPIとして定めることで、キャンペーンの効果がさまざまな角度から見えてくるし、次の戦略を立てる時にも役立ちます。また、インフルエンサーがビジネスにどのくらい貢献しているかがクリアになりますよね。

短期的 vs. 長期的な効果

短期的なキャンペーンの結果も重要ですが、長期的な影響について考えるのは難しいと考えたこともありませんか。なぜなら、すぐに数字で表れなくても、数ヶ月後に「あのキャンペーンがきっかけで…」と言われることがあるからです。

そういったことから、長期的なブランド認知や顧客のロイヤルティの向上もKPIに取り入れるようにするといいでしょう。短期的な売上の増加だけでなく、ブランドとしての価値をどう高められているかという点も、見逃せない大切なポイントです。

最後に、インフルエンサーマーケティングを成功に導くためには、具体的で明確なKPIを設定し、インフルエンサーと共有することが重要です。

また、短期的な売上増加を追うだけでなく、長期的なブランド認知やロイヤルティを視野に入れた戦略が、次のステップへとつながり、ビジネスの成長と顧客満足を両立させることができるでしょう。

もし、インフルエンサーマーケティングの効果を最大限に引き出したい、ということであれば、ぜひご相談ください。私たちは、クライアントのビジネスの成功をしっかりサポートします。

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